モモを乗せて山陽道を走っていると 時田からのfacebookメッセージが入った
おそらくfacebookに母の死をしらせたグレンダへの投稿文を見たのだとおもう
そこには 俳人はこんな時は弔句をつくる と書いてあった
それを見て 弔句のひとつくらいは作ろうと思い 車の助手席で作り始めた
サクラ咲く母逝く里に四十雀(シジュウカラ)
サクラ見て息を吐きけり母瞑る(つむる)
素足もて母逝く里のサクラ路(みち)
この三句を作って 時田にみてもらおうと 送っておいた
すると facebookのメッセンジャーで すぐに添削して良い句に直して 送ってくれた
→母逝きて花のまはりに四十雀
→花を見て大きく吐きて母瞑る
→逝き賜ふ母の素足や花の山
勝手に添削した。桜より花の方がいいでしょう。俳句では、桜のことです。Snsは、ややこしい。
合掌。
また句会来いや。みんな、会いたがっている。
電話をして礼をいうと
花はサクラのことだから 花でいい
花の山は「人間到るところ青山あり」というように墓をもいう
そういうことか深いな と言い 特に「大きく吐きて」がいい その通りだった というと
そうか「大きく吐く」がよかったか
と 俳人として名を知られた師からの言葉であった