時田が書いた呼びかけ文は 格調高い 明治文語文
昭和三七年名門大阪市 立天王寺中学を卒業してはや半世紀
。
恩師すでに亡く馬齢を重ね六十有余歳
ここに久闊を叙すべく下記の要領にて、
新地の酒亭に有志集まらんと欲す
。
往時茫茫、春まだ浅きを絶唱すれば青春未だ我にあり
。
敬老の佳き日、紳士淑女諸君萬難を排してのご参集を衷心より願ふべし。
飲み食ひ且大いに語りたく・・・
呼びかけに応じて 東京から来たのは 北村 宮井 万喜ちゃん 大阪、奈良、京都、兵庫の近畿から集まったのは、有本さん、堀口さん、小林さん、清川、別所、末政、金井、上場、辻 そして、村田、岡、久保、そして幹事の時田と辻本。
待ち合わせ場所は北新地に近い全日空ホテル。この日私は 広島から神戸に出て 古座の昔を語り合う家で一泊後 新快速で 梅田に到着。大阪の堂島を 歩いたことがなかったので 堂島の
適塾、公会堂 、市役所、北浜を 散歩してから 全日空へ行った。適塾は 建物が残っていて びっくり。撮影禁止と言われて がっかり。複製品が多いのに ええやないか。
川向かいの堂島に 華岡青洲の医塾 合水堂 があったと思うので 行こうと思ったけど 緑の公園に なっていたので 行っても無駄 と思い 北浜向いて 橋を渡った。
辻本と全日空で待ち合わせ、まだ早いので、近くのめしやに入って、二人で定食。おでん定食とウナギ定食。600円。
ホテルにいると、村田が到着。ここまでは愛妻といっしょだったらしい。しかも有馬温泉の帰りという。ほんまにもう。
すると、万喜ちゃんが かわいさいっぱいのまま 来て 合流。ロビーに 大声炸裂し始めて、他の客が どっかへ逃げ出した。
誰が集まるかは 名簿で分かっているので 次来た奴は どいつや と 顔当てゲームに夢中になった。なんせ 15の春から 見た事もない やつ ばっかりやもん。
小林さんが 堂堂の入場を 果たすと 有本さんが 中学のときのふんいき いっぱいに登場。
末政は 顔当てゲームで 即答といかなかった。眼鏡かけてるし、どっかですれちがう おっちゃんに似ていたから しばらく顔をみていたら、破顔した笑顔で 分かった。
辻が登場した時は びっくりした。大きなってるし、体がごっついし、表情が高級紳士だったもんね。
清川が 来た時は 末政と話をしていて 末政の背中ごしに 見たんだけれど すぐに 名前が出て来た。
宮井が登場。みんなが わっと 宮井を囲んだけど 私は誰か 分からず 何度も 顔を見た。
上場が登場。ぜんぜん変わってないので 直ぐ分かった。体の頑丈さも イメージ通り。
北村が来た時は もうロビーが 大騒ぎになっていて 近づいて行けず。噂通り 巨漢になっていて 遠くから ちらちらと見た。
自分の口に手をあてて 息を嗅ぐと どうも臭い。なんせ 前の晩 ニンニク効かしたビフテキ おごってもらったし。こりゃ あかん と思って、外のコンビニへ 歯ブラシ 買いに行こうと 座を離れると 時田が 入って来たのと すれ違った。時田がくると 猛烈に 皆のテンションが 上がって コンビニに行くの止めよか と思うも 口臭が気になって 歯ブラシに直行。
0 件のコメント:
コメントを投稿