江戸の寛政から文化にかけて活躍した禅僧・東睦和尚について知る人は少ない。
だが、田辺の海蔵寺の僧であったことから、その事績が掘り出されるに至った。
東睦和尚を世に出したのは、田辺の旧家・多屋家の人謙吉で、多屋謙吉はまた田辺が生んだ偉人・南方熊楠の友であり経済的支援者でもあり、地方史の研究家でもあった。
その多屋謙吉が長年資料を集めた後に「東睦和尚の事」と題して書いた草稿が、2015年7月多屋家に保存されていることが分かり、あおい書店店主・多屋朋三氏によって翻刻された。
表紙
草稿の400字詰原稿用紙の姿を再現
奥付
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