2019年1月23日水曜日

漱石山房記念館 資料紛失事故の対応 共産党区議団2019.1.1

漱石山房記念館開館にあたっての資料紛失事故等の対応
  日本共産党新宿区議会議員団

「質問」
①神奈川近代文学館から借用した資料のうち8点が紛失した。区がいつ何を借りたのかも把握していない、というずさんな管理が露呈した。資料を扱う機関の初歩すら守ることができない新宿区側。資料提供者への敬意と感謝はゼロ。重大事故を起こしたという認識すらない。原因すら検証されていない
②外部の專門家を要請した第三者委員会の設置が必要
③新宿歴史博物館と漱石山房記念館に収蔵されている所蔵資料のデータがほとんどない。
④漱石山房記念館の指定管理者である、未来創造財団を区長はどう評価しているのか
⑤企画力の無さ、計画性の無さ、人的管理のずさんさなどから、基本的な運営に支障が生じた。
「答弁」
①借用資料の台帳作成やデータの管理、情報共有を行っていなかった
②漱石山房記念館の運営学術委員会に対して、第三者委員会の設置を提案したが、運営学術委員会は再発防止対策をし信頼回復に努めるとの結論を出したため、第三者委員会は設置しない
③16年前に発生した不詳事故を教訓として、重要資料のデータベース化を実施し適切に管理している。漱石山房記念館の情報検索システムでは、約200件の資料が公開されている。今後も未掲載の画像や情報を追加する
④来場者が目標を超え、評価委員会から「良」の評価を得ていて、一定の評価がある
⑤開館前後の業務集中により学識経験者と新宿区、漱石山房記念館との調整が不十分であったことが原因。現在は十分に連携している

0 件のコメント: